前回に引き続きMNP転出手数料無償化については、続報があったので書きました。
結論からいうと、MNP転出手数料の無償化は、Web手続きは無料、店頭手続きは1,000円以下が妥当として総務省の有識者会議内にて了承されたようです。
今秋以降にガイドラインを改正する方針のようです。
当記事では、今回のニュースを紹介するとともに乗り換え時にかかる費用を紹介しますので、スマホ契約(固定費)の見直しの一助になれば幸いです。
現代ではスマートフォンはライフラインの1つとなっていますし、毎月かかる固定費なのでこれを機にご自身のスマホプラン、格安SIMへの乗り換えも検討してみてはいかがでしょうか。
MNPが無償化されるのは嬉しいニュース!
でもdocomo、au、SoftBankを使っているならMNPが無料になるのを待つより、今すぐに格安SIMや楽天モバイルに乗り換える方がお得だよ!
MNP転出手数料無償化についての続報
【頭金について一般的な理解との相違がある】
携帯ショップでの「頭金」 = 端末価格に上乗せされる代理店の利益を「頭金」と称している
自動車等の分割購入時の「頭金」 = 自動車価格の費用をはじめに頭金として一部収めるもの
後者が一般的な「頭金」としての理解であるが、携帯ショップでの「頭金」は頭金といっても店頭で支払いしても、端末価格の分割支払いには、一切反映されていない。利用者への誤解や混乱を招いていると指摘し、廃止を促しています。
総務省は今後、上記内容を今秋にもガイドライン改正する方針のようです。
今回のニュース記事(詳細はこちらをご確認ください)
【参考】過去の記事(MNP無償化のニュース第一報を私が紹介した記事)
スマホ契約の乗り換え時の費用一覧
※参考の金額になりますので詳しくは契約元のHP等にてご確認ください
解約手数料は、2019年10月1日以降に申し込み契約したものについては、上限が1,000円(税抜)と設定されています。2019年9月30日以前に申し込みの2年契約しているものは、契約更新月意外に解約すると9,500円程度の解約金がかかりますのでご注意を!
MNP転出手数料(Web手続き)は無償化される可能性が高い
MNP転出手数料(店頭手続き)は1,000円以下へ見直される可能性
MNP転出手数料無償化でどんなメリットがあるのか
・乗り換えのハードルが下がる
・違約金上限を1,000円に引き下げと合わせて乗り換えのハードルが下がる
MNP転出手数料無償化 この機会に格安SIMへ乗り換えて固定費削減へ
・MNP転出手数料3,000を高いと思っていたならチャンス
・MNP転出手数料よりも重要視することもある
①スマホ契約にて1番ネックな数年縛り、2年待って1から2ヶ月間しか無料で解約する期間がない
まとめ MNP転出手数料無償化は嬉しいがいち早く乗り換えることも大事
MNP手数料は現状ほとんどの携帯キャリアが3,000円かかります。
今回のニュースでは、総務省がその手数料にメスを入れる様子。
早ければ、2020年末にも新ルールを運用する可能性も出てきた。
しかし、この3,000円はキャリア乗り換えの「引き留め」になるのだろうか?
スマホキャリアの乗り換えには、月額を下げるという理由が1番多いと思われるのですが、
- 月額10,000円から5,000円
- 月額5,000円から3,000円
上記の様に月額が安くなることはザラです。この様な場合、一旦MNP手数料を3,000円払うのは負担と思われるが、「1.」では1ヶ月で5,000円の固定費削減、「2.」では2ヶ月で4千円の削減とMNP手数料は3,000円程度の金額なので格安SIMに切り替えることで数ヶ月で容易に取り戻すことが可能になります。
一部ユーザーには、数年縛りの解約手数料も同じように言えます。現在の支払い額から格安SIM等に変えることで月々どの程度、安くなるのか。一時的に発生する「MNP手数料」「解約手数料」など含めてトータルで検討することが必要になってきます。
とはいえ、3台キャリア(docomo、au、SoftBank)を使用していて、同条件で格安SIMを検討する場合、解約手数料がかからない無償解約期間までに3ヶ月以上ある場合は、ほとんどが解約無償期間を待たずに格安SIMへ切り替えた方がトータルで見ると安くなるので、是非検討してみることをオススメします。
それでは。