「圧力鍋」は簡単に説明すると「煮込む時間の短縮」「軟骨などの骨までトロトロに柔らかくなる」というメリットのある便利な調理器具です。
おうち時間をより楽しくするための圧力鍋の便利さからどんな料理に役立つのかを紹介していきます。
■こんな方のお役に立つ記事
- 圧力鍋の購入を検討している
- 圧力鍋はどんなことに役立つか知りたい
- 圧力鍋で簡単に作れる料理を知りたい
圧力鍋について
圧力鍋とは圧力調整機能のついた鍋です。
大気圧以上の圧力を加えることで、通常の調理よりも高い温度と圧力を加えることで比較的短時間で調理することができます。
圧力鍋のメリット
実際に使っていて、どんなメリットを感じているのかご紹介します。
■圧力鍋のメリット
- 調理時間が短縮できる
- 骨まで柔らかくすることができる
- 光熱費が抑えられる
1番のメリットは、調理時間の短縮です。通常の調理時間に対して1/3~1/4ほど短縮できることができます。
私がよく調理する「チャーシュー」も通常2時間以上かかるのですが、15分から20分圧力をかけて煮込むだけで、ホロッホロに柔らかくなります。しかも同じ火力で調理時間が短くなるのでガス代の節約にも繋がります。
圧力鍋のデメリット|注意点
■圧力鍋のデメリットと注意点
- 加圧中に蓋を開けることが出来ない
- 柔らかくなる=味がしみ込むわけではない
- 野菜など煮込み時間が違うものは一緒に入れられない
加圧中に蓋を開けることができない
加圧中に蓋を開けることができないということは、途中で煮込み具合を確認することが出来ないということです。火を止めても圧が抜けるまで蓋を開けることも出来ないので、注意しましょう。現在ではネットで簡単にレシピを手に入れられますので、レシピを参考に煮込み時間を調整することが必要になります。
柔らかくなる=味が染み込むわけではない
時短ということでパッと具材を柔らかくすることは可能ですが、味が染み込んでいるわけではありません。
私がよく作る「チャーシュー」は加圧後すぐに味見をすると柔らかくなっていて多少味もついていますが、一度冷ますことによって、よりお肉に味が染み込んでいきます。おでんの大根などは特徴的ですぐに柔らかくなりますが、そこまで味は染み込んでいません。
圧力鍋で簡単に作れる料理
圧力鍋の「時間短縮」「硬い骨までトロトロに」という特徴を生かした料理をいくつかご紹介します。
チャーシュー
■チャーシューのポイント
- お店の様なチャーシューが自宅で簡単
- 袋麺に添えるだけで本格的なラーメンに早変わり
そもそも私は、チャーシューが作りたくて圧力鍋を購入しました。
下記動画はラーメン作成の動画ですが、前半はチャーシュー作りになっていますので、是非ご覧ください。
豚軟骨のホロホロ煮
■豚軟骨のホロホロ煮のポイント
- 安くて使いにくい豚軟骨がめちゃくちゃ柔らかくなる
- 味付けは加圧後にポン酢をかけるだけ(簡単すぎる)
これは私の好きな辛麺屋のメニューにある軟骨料理を真似たものです。豚軟骨をホロホロになるまで煮込むので、圧力鍋でも40分ほどかかります。格安で売られている豚軟骨がここまで美味しくなるなんてと必ず感動すること間違いなしです。
こちらも参考動画をどうぞ!
おでん
■おでんのポイント
- 煮崩れしにく具材(大根など)を先に煮込む
- 前日に作るのがベスト(翌日には味が染み込んでいい感じ)
おでんは、妻がよく作ってくれます。時短で作れる為、具材を追加→煮込むを繰り返してスープがなくなるまで、2〜3日ほどおでんが続きます。一度、数十分圧をかければ、翌日には柔らかく味の染み込んだおでんが簡単にできると妻の圧力鍋レシピの定番となっています。
まとめ|圧力鍋で料理を楽しむ
ここまで、圧力鍋と圧力鍋でのおすすめ料理をご紹介してきました。
■圧力鍋のメリット
- 調理時間が短縮できる
- 骨まで柔らかくすることが出来る
- 光熱費が抑えられる(時短なので)
■圧力鍋のデメリットと注意点
- 加圧中に蓋を開けることが出来ない
- 柔らかくなる=味がしみ込むわけではない
- 野菜など煮込み時間が違うものは一緒に入れられない
なんといっても、調理時間が短縮できる点が最大のメリットであり、軟骨程度であればホロホロにすることが可能です。
デメリットは調理中に蓋を開けられないことや、柔らかくなるからといって味が染み込んでいるわけではないという点です。味を染み込ませる点については、前日に調理しておくことで、翌日にはしっかりと味も染み込んでいます。
圧力鍋で簡単に作れる料理として
「チャーシュー」「豚軟骨のホロホロ煮」「おでん」を紹介しました。
いずれも通常のお鍋だとかなり時間のかかる料理なので、圧力鍋を使うことでかなりの時短になりますし、軟骨の様な硬い骨も圧力鍋を使うことでホロっホロになります。
皆さんも是非お試しください。
他にもおすすめの圧力鍋料理があればコメント欄から教えていただけると喜びます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうごいました。